SURF BOARD

★ KAWAI SURF BOARD

シェープ歴は20歳の頃から。
自分のモデルを出す為に、当時"マリブサーフボードファクトリー

"において、シェープを習う。
それから5年後には、シングルフィンとツインフィン両方兼ね

備えた、今で言うトライフィンを作っていた。
コンペティターであった川井は、自分でシェープしたボードで

大会に出場し、戦果を得ることでデータを蓄積。
そのデータをフィードバックさせることで、より良いシェープ

を行っていた。

今は、川井がサーフボードを供給しているプロサーファー達から、

フィードバックされてくるデータ、そして自らも毎日海へ入り、

テストを繰り返す事で、常に新しく、機能的かつスムースな

シェープを実現させている。

 

★ PSC SURF BOARD

AZ(字原三喜男)

 

1954年11月7日生まれ
茨城県日立市出身、神奈川県茅ケ崎市在住。
サーフィン歴 35年
シェイピング歴 30年

1977年 JPSAプロテスト合格
1982年 ライトニング・ボルトのヘッドシェイパーとなる。
1996年 AZサーフボード設立
2002年 PSCサーフボードのヘッドシェイパーとなる。

 「全てのサーフィンマニューバーはスピードによって生みだされる」

というコンセプトのもと、あらゆる波質と、サーファーのニーズに

ベストマッチするサーフボードをプロデュースし続けているのが

PSCサーフボードのシェイパーである字原三喜男である。

 シェイパーとしてのキャリアと同様に、サーファーとしても

30年以上のキャリアを誇る字原は、サーフボードの進化とと

もに歩んできたベテランであり、サーフボードに求められてい

るポテンシャルを、サーファーのニーズに合わせてチューン

ナップし、最高と言ってもらえるかどうかにとことんこだわる

という、まさに職人気質のベテランシェイパーである。

 スピードを意識するというコンセプトは、プロサーファー

としての経験などがベースになっていることはもちろんだが、

セイルボーディングにも精通する字原が、サーフィンとは

次元の違うデータをさらにフィードバックさせることで、

より完成されたデザインへと昇華されている。なかでも

洗練されたアウトラインと、計算され尽くしたロッカーは、

使う波質や、サーファーのニーズを細かくフィードバック

したうえで字原のハンドシェイプによって削りだされ、独自

のボトムコンケーブとのマッチングによるスムースな加速性能

は驚くものがある。

 レベルはさることながら、サーファーが何を求めているか

を的確に把握してシェイプデザインへと正確に結び付けるの

がシェイパーの義務だともいう。サーファーとのコミュニ

ケーションを着実に反映できるハンドシェイプのよさを大切

にし、世界中のサーファーに認められるボードを提供する為に、

1本ずつを大切に積み重ねていくことを目指している。